鋭角裏面交流

eirimen今までの2つ、相補交流と交差交流は、言葉の意味どおりの対話だったよな。動物だと、この2つでいいんだろうが、人間の場合はちょっと複雑になる。

人間って自分の思ってることを、そのまま伝えないことってあるだろ?恥ずかしさとか遠慮とか、そんな心理が働いて、別な言葉で言っちまうんだよな。

例えば、夏休み最後の日になっちまって、宿題のドリルをまだやってなかったとするだろ。本当は、やってるダチに見せてもらって、丸写ししたいとは思うんだが、なかなか言い難いよな。

で、ダチに会ったとき、ちょっと伏し目がちににして、①「ドリル難しかったかい?」って聞いてみる。ドリルが難しいかどうか感想を聞いているだけだから、表面上は客観的な理性の発言なんだが、実は「やったの見せてほしい」って伝えたいんだよな。子供の心から、保護的な親に頼ろうとしているのが本心(点線の①)。

相手が自分の気持ちを汲んでくれて、「まだやってねーのかぁ~?!しょ~がねーなぁ~。貸してやるよ。」ってんだったら、図の②のようになる。

あるいは、「宿題は自分でやんなきゃダメだろ。」って、CPからACに返してやる対話もあって、自分の期待には背くんだが、やっぱ、本音に対して回答してるだろ。これも鋭角裏面交流の1パターン。

つまり、期待に応じるかどうかは別にして、①の本心に応答してやるのが、鋭角裏面交流なのだ。ただ、これって、相手の本心を察し得るかどうかに掛かってるよな。対話って、なかなか難しいぜ!