太陽王

abu太陽王っていうとフランスのルイ14世って感じだけど、エジプトのラムセス2世も太陽の王と呼ばれるらしい。3200年以上も前のエジプトのファラオで、エジプトばかりではなく、パレスチナやスーダンにまたがる広範な地域を支配したとされる。

それに、世界遺産の制度が誕生するきっかけとなったアブシンベル神殿を作ったのも、この王様。ルクソールのカルナック神殿の建設にも関わったらしい。

今でも、そのミイラが残ってるんだが、90歳くらいまで長生きしたらしいぜ。当時の寿命が40歳くらいだって話だから、今でいうと170歳くらいまで生きた勘定になるよなぁ。すんげー丈夫だったんだなぁ。今日は、そんなラムセス2世が生まれた日だぜ。

風土記

izumo風土記って、産物とか地勢とか各地の様子を記録した本のことを言うんだが、1303年前の今日、時の天皇が、各地の国司に対して作れって命じたのが始まりと言われる。

今でいうと、地理の記録書みたいなもんなんかなぁ。国土を統治するためには、どんな所かちゃんと知ってる必要があるかんなぁ。残念ながらオレん所の「陸奥国風土記」は残ってねーんだが、「出雲国風土記」なんかの数か国分は写本が残ってるらしい。

1300年前の日本はど~だったのかなぁ?案外、今とそんなに変わってなかったりして。

カラス

karasuカラス なぜ鳴くの カラスは山に 可愛い七つの 子があるからよ

これ、「七つの子」っていう童謡の始まりなんだが、聞いたことあるよなぁ。オレ、結構、童謡とか唱歌とかって好きだったりする。もっとも、音痴だから歌いはしねーが。

この童謡の歌詞を作ったのが、野口雨情。「七つの子」以外にも、「証城寺の狸囃子」とか「赤い靴」なんかも作っている。

今日は、そんな野口雨情が生まれた日。たまには、童謡聞くんも、心が落ち着いて、いいもんだぜ。

(音楽研究所から)

 

蝋燭

rousoku暗闇を呪うより 一本の蝋燭に火を点せ

聖書の中の一節で、国際人権救援機構(アムネスティ・インターナショナル)のシンボルマークがロウソクとされている所以とも言われている。

無いことを嘆いていても、前には進まない。与えられることを考え続けるより、今ある物、自分が今できることで何をするかを考える方がずっと健康的だよな。

55年前の今日は、その国際人権救援機構が設立された日。それから半世紀以上が経ったが、世界の不幸は減ったんだろうか。永遠の課題かもしんねーな。

百人一首

zyunntoku百敷や 古き軒端の しのぶにも なほ余りある 昔なりけり

なんか最近百人一首が流行ってるそ~だが、今日は藤原定家が百人一首を選び終えた日って言われてるぜぇ。ダチの頼みに応じて、山荘の障子に貼る100首の歌を選んだらしいなぁ。

百人一首には番号が振られていて、最後100番目の歌がこれ。順徳天皇の御製と言われる。順徳天皇は鎌倉時代の人で、息子に譲位して承久の乱を起こし、佐渡に流されたまま崩御された。そういう経過も踏まえて読むと、一層奥深い和歌だよな。

1264歳

daibutu今日は、奈良の大仏の開眼法要が行われた日。誕生日みてぇ~なもんだよなぁ。西暦752年って言うから、今年で1264歳ってとこだな。

ところで、奈良の大仏様って御釈迦様の像と思ってねーっかぁ?まぁ~間違いでもないらしいんだが、生身の御釈迦様を超えた法身仏で毘盧遮那仏(びるしゃなぶつ)って言われる仏様だぜ。真言宗なんかの大日如来とも同じ系統の仏様ではねーかって言われてる。

なんでも、宇宙の真理で全ての衆生に照らし、悟りに導いてくれる、ありがたい仏様らしい。今度行った時は、しっかり拝んで来いよ。

 

公地公民

tanbo豪族の連合体から天皇中心の国家を確立するために、大化の改新によって公地公民制が導入され、律令国家として歩み出した。でも、1293年前の今日、三世一身法が施行されて、条件付きだが、例外が認められ、私有できるようになった。

いつものことながら、一旦例外が出来ちまうと、次第に拡大していき、遂に公地公民制は崩壊し、荘園制に移行していった。

そういやぁ、現代の共産主義国家の多くも同じような経過を辿ってるよなぁ。やっぱ、生産手段の公有化・共有化って、無理がある制度なんだろうねぇ?・・・かと言って、完全な自由主義というのも正義ではないような気がしている。これから先、どういう制度に向かってくのかねぇ?

犬猿

souma相馬大作事件って知ってるかぁ?隣同士の南部藩(岩手)と津軽藩(青森)って、津軽藩が出来た時から犬猿の仲だったんだが、南部藩の藩士・下斗米秀之進(別名:相馬大作)が参勤交代で大名行列していた津軽の殿様を襲撃したって事件。その襲撃した日が、195年前の今日だったのだ。

襲撃自体は失敗して幕府に処刑されたんだが、津軽の殿様もいろいろあって隠居したらしい。まっ、一応、襲撃の目的は半分達したってとこかなぁ。当時は、赤穂浪士の再来ってことで、相馬大作にかなり同情が集まったらしい。

そ~いやぁ~、南部藩と佐竹藩(秋田)も仲が悪かったらしいなぁ~。ほんと、隣同士仲良くできねーもんなんかねぇ?昔も今も変わらねーよな。

幸福

ari昨日は、カントの道徳のことを書いたんだが、道徳っていうと、したいことを我慢するっていうイメージが付きまとうよなぁ。「人間は快楽を求める生き物で、人間が欲求だけで動くとやばい」って考えが頭のどっかにあるような気がしている。沖縄の事件も、その線上にあるように見える。

幸せって、快楽で測るようなものなんだろうか。ベンサムなんかの功利主義だと、YESということになるんだろうが、別の考え方もあるみたいだ。

道徳的に優れている人は、快楽と苦痛を集計することはしない。幸福とは心の状態ではなく、人間のあり方であり、美徳に一致する魂の活動なのである。

これは、アリストテレスが「二コマコス倫理学」の中で言ってること。なかなか難しいが、全てを一つの尺度に乗せて測ろうとするのは、ちょっと違うのかもしんねーな。

道徳

kantまた、沖縄で大変な事件が起きちまったよなぁ。なんで、こんなことが起きてしまうんだろう?もち、沖縄や米軍に限ったことではなくて、いろんなところで悲惨な事件が起きているが。

他人を自分のための手段としか見ないから、こんなことが起きるんじゃないだろうか。自分の快楽のために、自分の利益のために、他人を平気で踏み台にする。自分が踏み台にされると怒るのに、他人を踏み台にすることには何も感じない。心の一部が凍りついてしまってるんだろうか。

人は、他者をそして自分自身をただのモノとして扱うことはできない。人格は手段ではなく、究極の目的として扱われるべきなのだ。

昔、カントはこんな主張をしてたみたいだ。これは本当だよな。