勅撰

sakura人はなど 訪はで過ぐらむ 風にこそ 知られじと思ふ 宿の桜を

誰にも知られない桜のすばらしさを詠んだ和歌なんだが、この歌は新続古今和歌集に収録されている。平安時代から室町時代にかけて、素晴らしい歌を広く集めて記録に残していくという作業が天皇の命令って言う形で行われてきた。

それを勅撰和歌集って言うんだが、一番最初、西暦905年の古今和歌集から数えて、21番目の和歌集が1439年の新続古今和歌集。これが最後となった。

武家社会に変わったからなのかなぁ。少し残念だよな。今日は最後の勅撰和歌集が出来た日。いいものを残していって、そして次々いいものが生まれるように、こういうことは続けることに意味があると思うんだけどな。