科挙

昔、中国で権力を得るためには科挙っていう試験に受かって、中央官僚としてデビューすることが必要だったらしい。今でも、日本の公務員は試験で採用されて上の方はキャリア官僚なんて呼ばれてるらしいが、それを更にきつくしたような感じ。皇帝が立ち会う殿試まで残れるのは3000人に1人くらいだった。

まぁ、広く才能ある者を採用するって趣旨から言えば当然って感じなんだろうが、実際それだけ難しい試験になると、優秀な先生についたり、仕事もしないで試験勉強だけができる環境が必須なんで、結局はすんげー余裕のある特定上流階級の奴しか受からなくなっちまう。

そんなこともあって、1300年以上続いた科挙は清の末期に廃止された。もっとも、科挙の功罪を考えてってよりは、試験をしてる余裕がなくなったってのが実情らしいが。

今日は、清朝が科挙を廃止した日。試験嫌いのオレにとってはめでたい記念日なのかな。