鋭角裏面交流

eirimen今までの2つ、相補交流と交差交流は、言葉の意味どおりの対話だったよな。動物だと、この2つでいいんだろうが、人間の場合はちょっと複雑になる。

人間って自分の思ってることを、そのまま伝えないことってあるだろ?恥ずかしさとか遠慮とか、そんな心理が働いて、別な言葉で言っちまうんだよな。

例えば、夏休み最後の日になっちまって、宿題のドリルをまだやってなかったとするだろ。本当は、やってるダチに見せてもらって、丸写ししたいとは思うんだが、なかなか言い難いよな。

で、ダチに会ったとき、ちょっと伏し目がちににして、①「ドリル難しかったかい?」って聞いてみる。ドリルが難しいかどうか感想を聞いているだけだから、表面上は客観的な理性の発言なんだが、実は「やったの見せてほしい」って伝えたいんだよな。子供の心から、保護的な親に頼ろうとしているのが本心(点線の①)。

相手が自分の気持ちを汲んでくれて、「まだやってねーのかぁ~?!しょ~がねーなぁ~。貸してやるよ。」ってんだったら、図の②のようになる。

あるいは、「宿題は自分でやんなきゃダメだろ。」って、CPからACに返してやる対話もあって、自分の期待には背くんだが、やっぱ、本音に対して回答してるだろ。これも鋭角裏面交流の1パターン。

つまり、期待に応じるかどうかは別にして、①の本心に応答してやるのが、鋭角裏面交流なのだ。ただ、これって、相手の本心を察し得るかどうかに掛かってるよな。対話って、なかなか難しいぜ!

交差交流

kousa前書いた「相補交流」ってのは、相手が期待通りの返事を返してくれる場合だったよな。同じパターンで、後輩がヘマした時の会話を考えてみるぞ。自分は先輩だぜ。

①「お前、今日は全然動けなかったじゃねーっか!気合入ってんのか?」

って、後輩を説教する。もち、後輩が謝れば、先輩の期待どおりの相補交流になるんだが、オレみてぇ~にち~っくら鼻っ柱の強い後輩で、

②「今日負けたのは、先輩の作戦ミスです。敵にこっちの作戦が読まれてました。あの場面で、こういう指示してりゃ~、勝ってました。」

って反論したら、どうなる?この場合は、具体の理由を言ってるから、A(理性)からAに語り替えてるんだが、最初にいった先輩の期待どおりの回答じゃねーだろ。左の図のように矢印が交差しちまってる。こういう対話を交差交流って言うんだが、期待と違う回答が返ってくるもんだから、ち~っくらストレスがかかるんだよな。

もち、先輩が人間が出来た奴で、③の発言で理性的に返してやりゃ~上手く続くんだが、①で取ったCPの態度のままだと「なにを生意気な!」ってなことになっちまうよなぁ~!

これが二つ目の対話パターンだぜ。

 

相補交流

souho人は5つの心持ってるって言ったよな。で、話すってのは、自分の5つの心のどれかから、相手の5つの心のどれかを狙って(方向で)話しかけてるんだよな。

人と人との対話って、その方向の組み合わせで、4つのパターンがあるって言われている。それを上手く組み立てていくことが、暮らしていく上での一つのテクになるかもしんねーぜ!

一番基本的なのが相補交流って対話。

例えば、後輩のヘマで試合に負けちまった時のことを考えようっか。自分は先輩だぜ。後輩んヘマで負けたんだから、当然、説教しようとするよなぁ~。で、こんなふうに言うだろ?

①「お前、今日は全然動けなかったじゃねーっか!気合入ってんのか?」

これって、今日の試合に負けたのはお前のせいだが、ちゃんと反省してるんだろぉ~なって意味で、「もっと動けたはずだ、動くべきだった」っていう「支配的な親の態度(CP)の立場に立ってるんだよな。で、相手に対しては素直に反省することを促している。つまり、相手に「従順な子供の態度(AC)」を取ることを求めている。後輩にもいろんな奴がいるから、いろんな反応があるだろうが、

②「本当にすみませんでした。」

って、反省の言葉を返したとしたら、そりゃ~、従順な子供の立場に立って、おっかねー親の態度に謝ってる。言い換えれば、相手の期待に応じた立場から返事をしているってこって、①と②の矢印は平行になってるだろ。

こういう対話を「相補交流」って言うんだが、自分が求めている態度を相手が取ってくれてるから、そういう意味ではストレスのかからない対話だぜ。良し悪しは別にして、スムーズな対話ってことになるよな。

どれがどのくらい強いか?

TA

5つの心のこと紹介してきたが、人によって、どの心がどのくらい強いかって特徴がある。性格って言ったらいいのか、表に出やすい表情って言ったらいいのか、そんなもんだ。

これを測るのにエゴグラムってのがある。気が向いたら、HPで検索してくれな。ちなみに、オレは、極端なM型の「楽観タイプ」だが。

でも、次からオレが言いたいのは、性格の話じゃなくて、対話の話なのだ。このダンゴが縦に並んだような図が、基本になるんで、覚えといてくれな!

 

5つ目の心 ~従順な子供の態度~

gyougi人間の5つの心の、最後5番目は「従順な子供」の態度だぜ。他の奴らが求めることに合わせようとする、「良い子」でいよ~とする、我慢する心ってとこだよな。

人間関係を上手くやってくためには、やっぱ、自分を抑えるってのも必要だから、この心も生きていく上では必要ってなもんだよなぁ~・・・ただ、あんまし我慢し過ぎると、自分の中に不満ばっか溜まって、良くねーこともあるが。

4つ目の心 ~自由な子供の態度~

asobu人間が持っている5つの心のうち、4つ目は「自由な子供の態度」だぜ。興味あることに突き進んでいく、やりたいことをやる。感じたままに表現する。相手や周囲に縛られない、素直な心ってとこかな。

ワクワクするってんが一番近いかもしんねーぜ。人間が自分らしく生きていくには必要な心だよな。もっとも、この心しかねーと、ちょっと困るが。

3つ目の心 ~理性的な成人の態度~

rise人間が持つ5つの心のうち、3つ目は「理性的な成人の態度」だぜ。感じるんじゃなくて、考える心ってとこかな。

「原因がこれで、解決方法はこれで、こうすると上手く行く」ってやつ。そういう意味じゃ~、心って言っていいかどうか怪しいところもあるが、これがなきゃ、社会全体が成り立たなくなっちまうかんな。やっぱ、必要な心の一つだよな。

 

2つ目の心 ~優しく育む親の態度~

hogo人間が持っている5つの心のうち、2つ目は「優しく育む親の態度」だぜ。小さな子供を育ててるお母さんの心って言ったら、近いかもしんねーな。

間違いを犯しても慰めてくれたり、優しく導いてくれたり、許したりしてくれる。やっぱ、人間って、間違うこともあるし、失敗して凹むこともああるが、それを癒してくれる。ほかの奴らから守ってくれる。そういうこともねーと、生きていけねーもんな。

1つ目の心 ~支配的な親の態度~

ganko人間が持ってる5つの心のうち、一つ目は「支配的な親の態度」だぜ。「〇〇すべきである。」「〇〇してはいけない。」というような価値観を持って、行動を決めてこうとする感じだな。

価値観に合った行動ができないときは、「なぜ出来ないんだ。」って、自分や他人を叱ってしまう。

一家言持った頑固オヤジの心って言ったら、近いかもしんねーぜ!社会生活送る上では、必要な心だよな。

5つの心 ~交流分析~

hart人の性格っていうか、クセっちゅ~か、態度を決める要素として、人間はみんな5つの心を持ってるらしいぜ。「交流分析」っていう考え方によると、この5つの心の、どれが強いかによって、いろんな傾向の性格が表れるらしい。

5つってのは、「支配的な親の態度」「優しく育む親の態度」「理性的な成人の態度」「自由な子供の態度」「従順な子供の態度」。この5つが、それぞれどれだけ強いのかってのを調べる「エゴグラム」ってツールもあって、オレも調べてみたことがあるんだが、典型的な「自由気ままな我がままタイプ」だったぜ。当たってるな!