恨み骨髄っていう言葉があるが、あれは本当かもしんねーなぁ。

鎌倉時代と室町時代の間に建武の新政ってあしかけ4年くらいの短い期間があるよなぁ。宿願であった打倒鎌倉幕府を成し遂げた後醍醐天皇が親政してた時代を言うんだが、一緒に討幕を進めてきた足利尊氏と仲違いしちまって、あっさり実権を失ってしまう。うんでも、諦めきれなくて、いろいろ策略を建てて、結局は吉野の山奥に立てこもって南朝を建てて、尊氏に対抗しようとした。うんでも、力足りずに、吉野で亡くなっている。

その時の遺言が「玉骨ハ縦南山ノ苔ニ埋マルトモ、魂魄ハ常ニ北闕ノ天ヲ望マン」ってこって、朝敵討滅・京奪回を指示したらしい。すんげー執念だよなぁ。

今日は、後醍醐天皇が崩御した日。最後くれぇは穏やかに死にたいもんだよなぁ。

実録

実録っていうと、実際に起きたことを忠実に記録した文章って意味だと思うんだが、これだけ怪しいものもねーよなぁ。前にも観察者効果ってことを書いたことがあるが、文章に残っているってことは、何かの目的のために作ったんだろうから、その目的から外れることは書かないだろうしなぁ。

学問の神様とされる菅原道真が中心となって3代の天皇の記録としてつくられた「日本三代実録」って史書があるんだが、例に漏れず、都合の悪いことはぼかされてるんじゃねーかとかって疑いもあるらしい。まぁ、道真だって人間だしなぁ。

いっそのこと、「実録」って名詞自体を無くしちまった方が、よほどすっきりすると思うが、こう思うのは変なんかねぇ。

正当

普通、発明者って言ったら、一番最初に考え出した奴ってことだと思うんだが、今、特許権の世界では、一番最初に特許権の申請をした奴に優先権があるらしい。確かに、複数の奴が同じ頃に発明しちまうと、どっちが先だか確かめるのが容易じゃねーし、何年も経ってから「実はオレの方が先だった」って後から言われても困るだろうかんなぁ。

うんでも、アメリカでは最近まで発明の時期で審査していたらしくて、申請時期に変えることにしたのはつい5年前。やっぱ、面倒なことを考えなけりゃ、先に発明した奴のものってのが正当っていうか自然の考え方だろうかんなぁ。日本でも、大正10年までは発明の時期で登録していたらしいが。

確かに、実務的には今の方が合理的なんだろうが、正当な考え方なんかねぇ。

争い

詳しいことは知らないんだが、平安末期の二条天皇の葬儀の時に延暦寺と興福寺が争いごとを起こしたらしい。

まぁ、片方は戒壇を持つ日本仏教の中心だし、もう片方は藤原氏の氏寺ですんげー力があったから、あんまし仲良くねーことは想像つくんだが、よりによって葬儀の時に争うこたぁねーと思うんだがなぁ。それも天皇の葬儀だぜぇ。面白くないことがあっても、おとなしくしとくのが礼儀ってもんだと思うが、よほど何かがあったんかねぇ。それこそ、修行が足りないんじゃねーかって思っちまうが。

853年前の今日は、その争いが起きた日。やっぱ、天皇の葬式に出るような偉い坊さんも普通の人なんだねぇ。

紫って高貴な色とされてるよなぁ。オレとしちゃ、紫よっか黄色の方が好きなんだが、なんでも昔は紫の色に染めるのが大変だったんで、貴重な色になったらしい。

やっぱ、「数が少ない」=「選ばれた者だけが持てる」=「高貴」って具合なんかねぇ。「みんなが一番好きな色」=「一番いい色」=「高貴」ってした方がすんげー自然だと思うんだが、やっぱ、人間ってのは差別して考えるってのが自然なんかねぇ。なんか寂しい気がするが。

今日は、江戸時代に紫衣事件が起きた日。勅許だのなんだのって面倒なことしねーで、ぞれぞれ自分の好きな色着ればいいと思うんだけどなぁ。やっぱ、人間の欲望かねぇ。

意見

報道記事は事実に即し、筆者の意見は一切加えてはならない

これって、第二次大戦後、日本を占領したGHQが、新聞社が守るべき遵則として定めたものの一部なんだが、これって可能なのかなぁ。

観察者効果っていうか、何を取り上げるか、どう書くかってこと自体に意見が含まれてるような気がする。記者がどうも思わないことは記事にしないだろうし、自分の頭で考えた論理でしか文章は書きようがないし、どうやっても、文章自体に書く者の意見が入ると思うんだがなぁ。「根拠もない、勝手な意見を書くなよ」って言いたいんだったら、そういう規則にした方が良かったと思うが。

今日は、GHQがこの遵則を定めた日。言霊じゃねーが、意思の入ってない言葉ってないように思うんだけどなぁ。

不言

私は見る、そして語らない。

こういったのはイギリスの黄金期を築いたエリザベス一世らしい。神みたいな審判者ってことなんかねぇ。それとも、君臨すれども統治せずを地で言ったのかなぁ。いずれにせよ、主張がはっきりしている父親のヘンリー8世や姉のメアリ1世とは違って、国内統治はうまく行ったらしい。

やっぱ、トップっていうのはあれこれ言わない方が組織が回るんかねぇ。なんでもトップは賞と罰の2つの権限をしっかり保って、部下に感情を読まれないようにしなければならないっていう中国の古典もあったなぁ。

今日は、そんなエリザベス一世が生まれた日。なんか感情を出さないってのも生きててつまんねーと思うんだがなぁ。

名前

初めて世界一周を成し遂げた奴って知ってるっかぁ?マゼランって言う奴が多いかもしんねーが、マゼラン自身は航海の途中で戦死しちまったらしい。実際に世界一周を成し遂げたのは、マゼラン一行の残された乗組員らしいんだが、世界史では「マゼランの・・・」って形で紹介されるのがほとんど。

オレが不思議なのは、実際に成し遂げた奴とそれを率いていた奴、どっちの奴の名前を残すのが正当なんかなぁってこと。多くの場合、実際に成し遂げた奴の名前が残る方が多いと思うんだが、マゼランの時はどうして違ったんだろうなぁ。何か理由があるんかねぇ。それとも、艦隊ってのはトップだけが重要なんかなぁ。不思議だ。

今日は、マゼラン一行が世界一周を成し遂げた日。成し遂げた奴らのその後はどうだったんだろうなぁ。

期待

日露戦争ってのがあるよなぁ。日本が巨大帝国だったロシアと戦争して勝利したってやつ。203高地や日本海海戦なんかが有名。

でも、実態から言うと、日本は国力をほぼ使い切ってて、ロシアの方も血の日曜日事件なんかで混乱期を迎えていて、両国とも戦争を継続する力はなかった。そういう意味からも講和は必須だったんだが、日本国民には当時連戦連勝っていう情報ばかり流されていた。まぁ、戦費を調達するために税金を重くしてたから仕方ねーんだろうが、国民の方は、これだけ税金を払って連戦連勝して勝利したんだから、勝てば多額の賠償金を得てチャラになるって考えたらしい。

でも、ロシアから見れば日本の実情も知ってた訳で払う訳ねーよなぁ。当然払えねーってことになって、これに怒った日本国民が暴動を起こした。今日は、その日比谷焼打事件が起きた日。どこまで知らせるべきかってのは難しい問題だろうが、少なくとも、この時は失敗したんだろうなぁ。

並行

二宮尊徳って知ってっかぁ?オレん小学校にも、たぶんあれはコンクリート造りだと思うんだが、薪を背負って本を読み見ながら歩く像が置いてあったなぁ。

まぁ、寸暇を惜しんで勉強しろってことなんだろうが、あれってどうなんかねぇ。最近じゃ~、歩きスマホは危ないから禁止ってことになってるが、それなら歩き読書も同じようなもんだろうしなぁ。まぁ、江戸時代後期の人だそうだから、事情が違うのかもしんねーが。

オレは、どっちかっちゅ~と一つにことに集中して早く処理するって方が好きだけどなぁ。聖徳太子みてぇ~に十分な能力があれば、一時に10人の話も聞けるんだろうが、うんじゃなかったら、集中して一つのことをやった方が確実だろうかんな。